2010年に花王のヒューマンヘルスケア研究センターが「歯みがきが脳を活性化する効果がある」と発表しました。
研究では、疲労後に歯みがきした時としない時を比較したところ、磨いた時の脳の疲労は優位に低迷し、注意力も高まる傾向がみられたそうです。
疲労後に歯みがきすることは、リフレッシュ効果を得られるということも提唱されています。
これは歯みがき剤に含まれる香料などによる爽快感やアロマテラピー効果が考えられ、好きな香りの歯みがき剤や洗口剤を併用することが関連しているのではと考えられます。
疲れた時に歯みがきすることは香りの効果が脳を刺激し、気分転換になるのでしょう。
歯ブラシがお口に挿入されることで口内はほどよく刺激を受け、「サラサラ唾液」の分泌を促します。
サラサラ唾液は成長ホルモンの一種である「バチロン」の分泌を促すよう、脳に指令を送ります。
バチロンが分泌されると、全身の代謝を活性化し、歯や骨を丈夫にする効果や肌の美しさにも関係するといわれています。
筆者も1日2回歯をみがきますが、歯みがき剤は変えずに、歯みがき後のフッ素ジェル(チェックアップ)やMIペーストといった、歯質の強化や再石灰化を促すものを気分によって使用します。
このフッ素ジェルとMIペーストは、味と香料の種類がたくさんあります。
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