ITEMSペンタゴン歯ブラシⒸ「gugu」

ペンタゴン歯ブラシ©「gugu(ググ)」

今の歯みがき習慣に合わせた歯ブラシ開発

「歯ブラシを変えるだけで日本人のオーラルケアを向上させたい」
日本のオーラルケアは先進国中、赤信号レベルと言われています。原因の一つに「日本人の歯磨き習慣と医院での歯磨き指導、販売歯ブラシがマッチしていない」があげられます。
調査したところ
「グー握りで磨く人が70%、平均歯磨き時間が2~3分、5本の指で歯ブラシを回転させ、手首を返したり、握りなおしたりしている人が多い」
ことが分かりました。

日本のオーラルケアは先進国中、赤信号レベルといわれています。そこで、歯ブラシから日本人のオーラルケアを向上させたい!との思いから生まれたのが「ペンタゴン歯ブラシ©「gugu(ググ)」」です。日本人の歯ブラシの習慣を独自に調査し、にぎり・みがき時間・みがき方それぞれの視点から最適な形を生み出しました。

日本人の握り方はフィンガーグリップだった

弊社独自の調査によると、グー握りで磨く人が70%ということがわかりました。

ペングリップ以外の人は3,4,5のいずれかの握り方がほとんどでした。この握り方を私たちは「フィンガーグリップ」と名付けました。さらに、5本の指で歯ブラシを回転させ、手首を返したり、握りなおしたりしている人が多いことも分かりました。

ペンタゴン歯ブラシⒸ「gugu」について

私たちは山口県産業技術センターと共同で、この握り方に合ったハンドル断面が五角形(ペンタゴン)で、うち三面で支持すると、ヘッドの向きが調整でき、毛先が全ての歯面に密着する歯ブラシを開発しました。

ペンタゴン歯ブラシ

ハンドル断面5面のうち、親指と人差し指で3面を支持することにより、全ての歯面に毛先が密着できる。実際に歯みがきをする時は、歯ブラシを自由に回転させながら歯面に密着させる為には、五角形が最も適している。また、歯磨き時に支障となるのが、手首の返しである。例えば、右利きの人にとって、右上の歯は、手首を90°返さないといけないので、磨き残しが多い部位である。ハンドル断面が五角形だと、容易に回転でき、的確な3面に親指と人差し指が落ち着く。

 

ペンタゴン歯ブラシのハンドルの断面五角形
ハンドルの断面五角形
ペンタゴン歯ブラシ

 

ペンタゴン歯ブラシの構造

植毛は2種類【ストレート】・【先端極細毛】

※ペンタゴン歯ブラシは女性も使いやすいサイズです。
gugu歯ブラシ詳細
gugu歯ブラシ詳細
グリップ断面

手首の返しなくスムーズに磨ける

毛束の側面を歯茎方向に向けて平行にあて、手首を返して歯茎から歯の先端方向にヘッドを回転させて磨くローリング法という磨き方にも適しています。五角形(ペンタゴン)なので手首の返しをすることなく、親指を左右にずらすだけで、容易にローリング法が行えます。

五角形断面は、三面支持で安定してグリップできる反面、親指を少し左右に動かすことでブラシの角度を変えることができる。そのため、ローリング法の動きの中でも親指によるブラシの微妙な角度調整がしやすい。

 

開発の背景

日本人の歯みがき習慣を調査したところ、「グー握りでみがく人が70%、平均歯みがき時間は2~3分、歯ブラシをグー握りで5本の指を使いながら回転させ、手首を返すみがき方が多い」ことがわかりました。
みがき方、時間、定期健診率の低さなどの歯みがき習慣を変えるのは困難であるため、家庭で「歯ブラシを変えるだけで日本人のオーラルケアを向上させたい」という思いが合致し、キャデントと山口県産業技術センターが共同で「日本人の歯みがき習慣に合った歯ブラシ」の開発をスタートしました。
歯みがき習慣の調査は、恵生会まりふ歯科他計5医院の来院患者さん、防府市にある大手自動車メーカーの皆さんなど2,000人以上にアンケートし、山口県立大学の協力で行いました。
また、山口県産業技術センターが調査対象者の歯みがき動画を撮り、歯みがき時の手の動きを解析。その後、先進国の歯ブラシ、歯みがきとの比較も行いました。

キャデントについて

理事長写真
歯科医師 医療法人恵生会 理事長 渡邉 徹

30年あまり歯科医師として診療、予防活動に携わり、日本人の歯周病率80%が良くならない現状。
歯周病が全身に及ぼす影響。心臓病、胎児、糖尿病、認知症、誤えん性肺炎、、、
日本人特有の口臭エチケット
家庭での歯みがきで良くなればと解決策を考えていました。
そこに、山口県産業技術センターのデザイングループが関心を示され、日本人の歯みがき習慣に合わせた歯ブラシの開発が始まりました。
動画を撮り、歯みがきの手の動きを解析しました。
次に、予防先進国スウェーデンの歯ブラシ、歯みがきと比較しました。
そして、日本人の歯みがき習慣に合った、短時間で効果のある歯ブラシ開発が始まりました。
どんな持ち方、磨き方でも短時間にみがける歯ブラシ。
最終的に断面が5角形のペンタゴン歯ブラシが誕生したのです。
歯科衛生士:若嶋 久美子

歯科衛生士として、20年あまり診療に携わっています。
歯科医院に来院された患者さんの要望を考察すると、痛みや不具合が目的で、メンテナンスは二の次になっています。
だから、一本の歯ブラシを何ヵ月も使用したり、定期検診も疎かになりがちです。
振り返ってみると、私たちが衛生士として学校や歯ブラシメーカーから教わった歯みがき方法、つまり私たち自身が行っている歯みがき方法がベストと考え、どの患者さんにも指導してきました。
しかし、アンケートの結果をまとめてみると1日2回、2~5分の歯磨き習慣の人が多く、歯ブラシの持ち方もグー握り(パームグリップ)中心のことが多く、部位によってハンドルの握り方を緩めグリップを回すように持ち替えながら磨く人がほとんどという現状でした。
以上のことから短時間で磨けるヘッドの大きさで、グー握りで持ちやすい歯ブラシの必需性に気づきました。
ただ、歯と歯の間の部分については歯ブラシだけでのケアでは不十分と考えられ、歯間ブラシやフロスを最低でも週に2回程度は使用することをおすすめします。
定期検診にきちんと来られ、オーラルケアに深い関心を持たれている患者さんは今まで通りで大丈夫だと考えます。
しかし、それ以外の多くの患者さんには、患者さんの歯みがき習慣にマッチした、効果的な歯みがきが大切ではないでしょうか。
今まで無関心だった人が、その人の習慣を変えないで長く続けられるホームケアによって、健康なお口を実感してもらいオーラルケアへの関心が深まり、全身の健康維持につながればと願います。
産業技術センターとの打ち合わせ
▲山口県産業技術センターとの打合せ
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