だんだんと気温も上がり暑くなってきましたね。
体調など崩さないように気をつけましょう!
お口のくせ(口腔習癖)についてお話しいたします。
口腔習癖は、お口から喉までの部分に対して無意識に繰り返し行う癖をいいます。
口腔機能は、発音、嚥下(飲み込み)、呼吸、咀嚼(噛み砕く)などがあります。
健康な身体を維持する為に必須のものであり、これらの機能を正しく使うためには口腔環境を整え、形態を正しくしておく必要があります。
その中には口腔形態に悪い影響を与える癖があり、繰り返すことにより形態を悪くします。
→開咬(前歯が噛み合わない)
上顎前突(出っ歯)
狭窄(歯列弓が狭い)
正中のズレ(前歯の中心がズレてる)
→上顎前突(出っ歯)
→過蓋咬合(噛み合わせた時に上の歯が下の歯に多い被さっていて見えない)
上顎前突(出っ歯)
→上顎前突(出っ歯)
開咬(前歯が噛み合わない)
上下顎前突(上下顎とも出ている)
空隙歯列(すきっ歯)
→上顎前突(出っ歯)
下顎劣成長(顎が)
→上顎歯列弓の狭窄(上顎の)
上顎前突(出っ歯)
開咬(前歯が噛み合わない)
→顎変形症
原因も精神的な要素や生活環境などそれぞれ異なります。
なかでも指しゃぶりはお口の癖の代表的なものです。
母親のお腹の中にいる時から始まっていると言われ、母乳を吸うための本能に結びつくものと言えます。
ほかの癖でもそれぞれに応じた障害が出ます。
このような癖も大きくなると無くなることも多く、必要以上に神経質になることはありませんが6歳以上で続けていると、中々改善されるのは難しいかもしれません。
強引に止めさせる方法もありますが、精神的にも好ましいものとは思えません。
鼻炎や花粉やアレルギーなどの要因があれば、同時に耳鼻科に通っていただくようお話ししています。
そして、話を子供が十分理解できることが大切で、焦らず、根気よく、長期にわたって説得することが必要です。
ドレミ歯科 スタッフK
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