2024 8/1
歯間ブラシの検証
レポート作成者
アルファデンタルクリニック
歯科衛生士Yさん
●TePeイージーピック
先が柔らかくしなりがあり、歯間だけでなく歯の側面(カーブ部分)のプラークまで落とすことができた。表面には小さな凹凸があり、しっかりプラークをこそぐことができ、1回のストロークで歯垢を落とすことができた。折り曲げて使ったあとまっすぐにしても元に戻り、耐久性がある。
●K製薬 歯間ブラシ
柔らかくて歯間にいれたときに痛みなどがなく、歯茎を傷つけることはない。挿入すると食さが取れるが歯垢は取れない。先が柔らかく、1回のストロークでは歯垢が落とせず何回か歯間に入れて清掃する必要がある。また側面の汚れにアプローチするが届かず歯垢が残った。
以下、ほかの歯科衛生士さんにも検証していただきました。
◆まりふ歯科 歯科衛生士 Kさん
・Tepeイージーピック
シリコーンの突起に適度は弾力がある。この弾力がしっかり圧を受けて、プラークをつかみ取る感覚がある。突起の形状は『点』という感覚。硬組織 (歯面) のプラーク除去には、この『点』による弾力が有効に感じる。
・K製薬 歯間ブラシ
弾力は強くない。プラークを除去しようと加圧すると、ゴムの毛が倒れプラークをつかみ取る感覚はない。突起は『線』という感覚。この『線』のソフトな弾力は、歯周ポケットに負担なく挿入でき、プラークを掃き出している感覚があり、軟組織への使用に向いているように感じる。
折り曲げて使ったあと、元にもとして使うことは難しく、1回の使い切りに向いている。