2022年03月11日
お知らせ
義歯(入れ歯)と顔のゆがみ

きれいな歯並びや理想的な嚙み合わせには憧れますよね。

最近では、矯正をする人が多くなり見た目の歯並びは良くなっているように思えます。

しかし、高齢になると歯が抜けたり入れ歯を使うようになったりというように、口の中も徐々に変化していきます。

まず、歯が抜けた場合を考えていきましょう。

歯が抜けると嚙み合わせが変わります。すると顔にゆがみが出てくることがあります。

 

どうして顔がゆがむのか・・・

人の顔の形は頭蓋骨と顔の筋肉によって決まります。

嚙み合わせが悪くて片側ばかりで噛んでいると筋肉のバランスが変わり顔がゆがんでくることがあるのです。

また、悪い入れ歯を入れることで顔がゆがむこともあります。

例えば、入れ歯の嚙み合わせが悪いと噛みにくい場所ができます。すると無意識に噛みにくい場所を避けて噛むようになるのです。そうすると避けて噛むところの周辺の筋肉は衰えてきて、よく噛むところの周辺の筋肉は発達してきます。このような場合でも筋肉のバランスが崩れて顔のゆがみにつながってきます。そして噛み合わない場所の骨は刺激がない為にどんどん退縮していきます。その部分だけ大きくくぼみ、顔の表面から見ると凹んだ状態になったりシワの原因になったりします。つまり老け顔の原因になるということです。

いつまでも若々しい顔でいる為にも少しでも噛みにくい所があれば、早めの治療をお勧めします。

あさひ歯科 スタッフK