2022年03月18日
お知らせ
だいいちだいきゅうし

第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)

6歳頃に生えてくることから、6歳臼歯とも呼ばれています。

胎生3~4ヶ月頃に歯胚の形成が開始し、出生時に石灰化が始まり

歯冠完成が2~3年

萌出するまでに6~7年

歯根が完成するまでに9~10年

非常に長い時間をかけて作られます。

永久臼歯の中で最初に萌出してくる歯であり、もっとも大きく、咬合を決定したり、咀嚼の中心となるなど、非常に重要です。

萌出に要する時間が長く、咬合を開始するまでに6~12ヶ月間の半萌出状態が続き、表面の構造が粗造であり、また小窩裂溝の形態も複雑で歯質も幼若なために、萌出途中で早期に虫歯になることが多いと言われています。

見た目にごく初期と思われていた虫歯でも、思いのほか進行していることが多いのでご注意下さい。

まりふ歯科 スタッフM

 

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