2022年03月04日
お知らせ
「スポーツ選手」も歯が命?

『芸能人は歯が命』

 

ふた昔ぐらい前に流行ったフレーズですが、『スポーツ選手も歯が命』って知ってましたか?

1998年の長野オリンピックでも選手村に設けられた病院で他の診療科より歯科医の数を倍にするように国際オリンピック委員会から指示があったそうです。

それだけ一流のアスリートは歯の健康を大事にしているそうです。

虫歯の有無だけでなく、歯並びも重要なポイントだそうです。

何の競技でも瞬間的にぐっと噛みこむことが多く、プロゴルファーの石川遼選手などはドライバーショットの時に200㎏ぐらいの力で噛み締めると聞いたことがあります。

食いしばる際、歯が正しい位置にないと十分に力を出すことができない。また噛み合わせが悪いと身体のフォームが崩れてパフォーマンスを最大に発揮することができないそうです。

選手たちの能力を120%発揮するために歯は大活躍しているのです。

以前県でも有名な野球の強豪校に通っている高校生の患者様が来院されました。

とても元気に挨拶ができるさわやかな野球少年です。

残念なことに噛み合わせですごく大事な歯が虫歯になってしまい、神経の治療が必要になりました。

「部活が忙しくなかなか通えないかも」という彼にスポーツと歯の関係を説明し絶対に途中で治療を投げ出さないという約束をしました。歯の大切さを知って、部活が終わってヘトヘトになりながらもきちんと通ってくれました。

毎年甲子園を見ると彼のことを思い出します。

日本ではまだまだ健康な歯のポテンシャルを知る人は少ないのが現状です。

きれいな歯並びで歯を噛みしめたらどれだけの力が発揮できるのか、歯科衛生士として伝えていけたらと思います。

オレンジ歯科 スタッフw