唾液って?
口の中に出される液体(つば)のことです。
口の中には唾液腺と呼ばれる唾液を作り出す基の部分があります。
唾液の成分は99.5%が水分です。
加齢的な影響を受けやすく30代をピークに減少しはじめ、70代にはピーク時の3割迄減少します。
唾液の分泌量は時間により変化し、食事中は増え睡眠中は減少傾向にあります。
精神的な影響を過分に受ける傾向もあり、例えば緊張すると唾液の量が減り口が渇いて来ます。
①消化作用:食べ物を消化する働き
②粘膜の湿潤保護作用:口の中に傷が出来ないように守る働き
③洗浄作用:歯の表面等に付いた食べかすを洗い流す働き
④抗菌.殺菌作用:細菌が増えるのを防ぐ働き
⑤緩衝作用:口の中を中和してくれる働き
⑥再石灰化作用:虫歯を防ぐ働き
⑦排出作用:異物をからだから排除しようとする働き
①虫歯や歯周病に成りやすくなる
②口臭が強くなる
③入れ歯が痛く成りやすくなる
④口内炎が出来やすくなる
⑤口の中に黴がはえる
①水分補給:からだの中の水分が減るとそれに伴い唾液も減少
②ガムを噛む:噛むことは、唾液腺を刺激し唾液の分泌を促す
③食事はしっかり噛む:噛むことが大切。ゆっくり、回数を重ねて噛むようにする。
しっかり噛むことで、満腹中枢も刺激され食べ過ぎを防ぐ効果も期待できる
④舌を動かす:舌を動かすと舌の下にある唾液腺が刺激されるので唾液が出てきやすくなる
(あいうべ体操。ご存知ですか?是非試してみて下さい)
⑤唾液腺マッサージ:耳の下、顎の下を親指で円を描くようにマッサージ
唾液腺は「朝目覚める!」と言われています。
朝食に、根菜類等のよく噛む食材を取り入れ「ゆっくり、しっかり」噛んで唾液腺を起こして、唾液に1日しっかり働いてもらいましょう
アルファデンタル スタッフ
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