歯周病の検査をしていると歯の先が平らになっていたり、短くなっていたり歯の根元がかけている方をよく見かけます。そういった方には「歯ぎしりをしていないですか?」と尋ねます。していないと言う方や家族に言われるとか、朝起きた時に歯が疲れていると言った声を聞きます。
歯ぎしりについてお話します。
歯ぎしり・くいしばりとは別名「ブラキシズム」と呼ばれています。
深い眠り(レム睡眠)から浅い眠り(ノンレム睡眠)に移る時に起きやすいといわれています。
夜寝ている時にする歯ぎしり・くいしばりは歯にかかる力はなんと自分の体重の数倍にもなり、顎にかなり負担がかかっています。
歯ぎしりの原因はわかっていませんが
・遺伝の影響
・飲食や喫煙
・カフェイン摂取
・ある種の抗うつ薬の服用
・ストレス
・睡眠障害
・逆流性食道炎と歯ぎしりも関係があるといわれています
歯ぎしりを続けると歯がすり減ってしまい、また歯がかけたり折れる事もあります。知覚過敏や肩こりにもつながります。
歯や顎にかかる圧力が低減し、歯の摩耗や詰め物の欠損を防ぎ歯周病悪化や顎関節症の予防にもつながります。
気になる方や症状があらわれてきた方は受診をおすすめします。
あさひ歯科 スタッフk